まさかのもう連載第二回、しかも楽器屋じゃない、です。
本日所属Bigbandのリハでして、朝イチで某公民館に向かったのですが、
なんとまぁ、間違えてテナーのマウスピースを持参してしまいまして(爆
(アルトは仕方なく保険でケースに入れておいたメイヤーで吹きましたが)
で、そういえばここ、備品あったよなぁ、、、と思い出し、バンマスさんに
お願いしてテナーとついでにアルトも出していただきました。
出てきた楽器は、なんとSelmerのSA80初代。
(まぁ有るの知ってたんですけど)
備品にしては高級品ですわよね。。。
この頃までのセルマーは個人的に良いイメージです。具体的には30万番台くらい。
アルトはラッカーやんわりが剥がれてきていて良い感じ。調整はちょっと低域ツライかな、という状態。
テナーは二本あり、倉庫でバッド押してチェックしてみたところ一本鳴りの良いのがあったのでそちらを借りました。こちらは殆ど使い込まれておらず割と綺麗。
で、どっちもかなり良くて、結局リハはほとんどセルマー(アルト)で通しました。
特にテナーはなかなかの鳴りっぷりで、ガーデラのパワーをきちんと受け止めてくれます。
アルトはメインのbayメタルがなかったので完全には分かりませんでしたが、芯があり抜けも悪くなく、また現在悩んでいる高域ピッチのツボや焦点がかなり掴みやすい感じでした。
流石にフラジオ域は鳴らされてないせいか若干アレでしたが、
(まぁメイヤーでしたし、、、)
慣れの範囲でいけそうです。
某フュージョンバンドの曲も結構イケる感じでした。
(しんどくなる分、音量、音圧?の増大とピッチのツボに納めやすい)
(特にセルマー)アルトの低域の基音、
具体的にいうと300~600Hzあたりのセルマーの音色って
太野暮ったくてあんまり好きじゃないんですが
(RecとかPAしたらどうせEQで削らなきゃいけないみたいな)
ことリアル演奏での太さとか(ナチュラルサブハーモニック的な)
遠達性、倍音を乗せるための土台と考えると
あれは必要なのかも、、、とか、考えさせられました。
ここ数年、割とアンチセルマーでしたが、結局基本に返ると歴史を作った
時代の定番なのかな~、、、って感じになってます。
結局、アルトもどうにかしないといかんかなー。。。